2009/10/30
DASHBOARD CONFESSIONALの創立シンガー・ソングライター、CHRIS CARRABBAは次のアルバムを全面的なエレエクトリック・ロック・プロジェクトにすべきか、削ぎ落としたアコースティックものにすべきかで悩んでいたが、画期的な解決策を見つけ出した。11/10に発表される6THアルバム『AFTER THE ENDING』(インタースコープ)は、同じ歌のコレクションをふたつのバージョンで買うことができるのである。
レギュラー・エディションにはエレクトリック・バージョンの歌が収録されているが、3ドル増しのデラックス盤は同じ歌をアコースティックで演奏したものがついてくるのだ。
CARRABBAによると、アコースティックのセットでもフル・バンドがフィーチャーされているものの、ミニマリスト的アプローチでグループがほとんどソロ・プロジェクト的だった2000年代初期を思わせるものになっているという。「一曲だけ、どの曲かはいわないけど、エレクトリック・バージョンの『AFTER THE ENDING』で完成させたものの中にあんまり好きじゃない曲が入っていたんだ。他のみんなはすごく気に入ってるんだけどね。ところがその曲のアコースティック・バージョンは僕のお気に入りなんだよ」
『AFTER THE ENDING』の2バージョンは、2007年にCARRABBAがリリースしたアコースティック・アルバム『THE SHADE OF POISON TREES』(バグラント)と2006年の『DUST AND SUMMER』(インタースコープ)の間のバランスを取ったようなものになっている。
『POISON TREES』はシングルもカットされずプロモーションも大して行なわれなかったが、152,000枚売れてBILLBOARD 200の18位になっている。
バンドはNEW FOUND GLORYらとツアーを行ないながら、新曲の演奏スタイルを決めていくつもりだという。
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